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染料プリンタのための乾燥用器具を作ってみた [プリンタ]

 染料インクジェットプリンタは色の定着のために24時間ほどの乾燥が求められます。重ねてはいけないので、広げることになるのですが、そうなるとあまり広くない部屋の場合、どこで乾かすのかが問題になります。なので、積み重ねて乾燥させられるスノコ的なものを作ってみました。100均やホームセンターで売っているスノコを利用してもよいのですが、かさばる上に大きなサイズ置きにくいのが難点です。なので、かさばらず、できるだけ安価に済ませる方向で作ってみました。

IMG_3800.jpg
完成図です。板の両端に角材を貼り付けました。

○材料
・MDFボード
60cm*30cm*5.5mmのMDFボード 2枚以上
近所のホームセンター コーナンにて1枚 ¥180でした。3段作るつもりなら4枚用意して、残り一枚はフタにします。

※MDFボード
Medium-Density Fiberboard 木の繊維を固めた板。ササクレが出ず、安価。

・角材
5×10mm程度の長さの角材。側面に貼り付けて、足にします。30cmにきります。
コーナンにて1本 \150程度でした。

・のこぎり
 角材が30cmに切れていれば、不要です。

・紙やすり
 のこぎりで切った後の処理に使います。なので、角材が切れていれば不要です。

・木工ボンド
 強度は不要なのでボンドで手軽に済ませます。

○作り方など
 作り方は簡単、角材をボードの短いほうの辺の長さに合わせて切って、切った面をヤスリがけして、ボンドでくっつけて、一晩放置です。角材は若干反っていてMDFと密着していないこともありますので、積み上げて両端にオモリを乗せておいたほうがよいかもしれません。

 奥行き30cmですと、A3ノビ(329×483mm)や半切(356mm×432mm)ではみ出てしまいます。ですので、使用する用紙の大きさや設置場所に合わせて、ボードの大きさを変えるのもありです。既製品にないサイズの場合は、ホームセンターでカットしてもらうとよいです。(お店によって、カットしてくれるかどうか、カットの条件もあるので事前問い合わせが吉です。)MDFの最大サイズは1800×1200mmのようなので、360×600mmの板10枚に切ってもらうと半切でも収まります。

 板の材料については、プラダンも考えたのですが、静電気でホコリを寄せ付けたりややこしいことになりそうなので、MDFにしました。同じ大きさの塩ビやアクリル板はかなり高価でした。ベニヤ板はササクレが痛そうなのでやめました。

※ プラダン
プラスチックでできたダンボールです。ダンボールの形をしたプラスチックといった方が正確ですかね。よく、引越し屋さんがエレベータなどの養生に使っているやつです。

IMG_3801.jpg
ラックの下に収まります。


○使い勝手など
 作って3週間ほどですが、かさばらないので、プリンタを置いているラックの下に収まって便利です。
 多少反ってきているのがちょっと気にはなりますが、下に付くくらい反ったら逆さに使おうかと思っています。

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