picasa3はGeotagを認識できない？

　どうも最近、picasa のウェブアルバムにアップロードしても画像ファイルのGPS位置情報が認識できないなぁ、と思って調べてみたら、意外にもpicasa3が原因でした。picasa2に戻したところ、正常に位置情報を認識してくれるようになりましたので、まとめておきます。

　なお、picasa3からpicasa2へのインストール方法は次の通りです。

1.　Picasa3をアンインストールする
2.　Picasa2をインストールする
　　http://picasa.google.com/intl/ja/download/index.html
　　ここでインストールの途中で現れる、”すぐに起動する”の□チェックOFFにする
3.　Picasa2を起動する前に
　　C:\Program Files\Picasa2\PicasaUpdate.exe
　　を削除する
3.　Picasa2を起動したらオプション画面で”アップデートを確認しない”に設定する

　まず、撮影からウェブアルバムにアップロードするまでフローは以下のとおりです。

GPSロガーでログを取り始める
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撮影(RAWで撮影しています。)
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帰宅したらGPSロガーも停止
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LightRoomでCFからPCへ画像を取り込む。(このとき、XMPサイドカーファイルが作られます。)
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GPSロガーに付属していたソフトでロガーからログを取りだし、GPXファイル形式で保存する。
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GeoTagというソフトでXMPサイドカーファイルに位置情報を書き込む。
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LightRoomでXMPサイドカーファイルを再度読み込ませる。
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LightRoomで現像・・・
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LightRoomでpicasa3管理下のフォルダにjpegを書き出し、piacasa3のアルバムに追加する(認識される)このとき、GPS位置情報はJpegのExifに記録されます。
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picasa3からpicasaウェブアルバムにアップロードする。

GPS位置情報を画像ファイルに書き込む細かい手順はこちらの過去記事を参照してください。

　最初はExifの状態を疑って、GeoTagや実際にファイルを書き換えるGeoTagToolsあたりのアップデートで微妙に書式が変わったことが原因かと考えそれらを戻したり、Exif AnalyzerでExifの差を確認してみたりもました。よく見ると、ウェブアルバムにアップロードする前のpicasa3のアルバムのとき、すでに位置情報を認識できておらず、picasa3で認識できない＝ウェブアルバムでも認識でない、という状態でした。
　少し前の位置情報を認識できている画像ファイルをコピーして、新たにpicasa3に認識させても位置情報マークが付かないので、picasa3がおかしいという結論に至りました。picasa3の再インストール、DB作り直しも試みましたが、同じでした。

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